こんにちは「おかねとマネジメントの相談所」所長のナガツバです。
あなたは「DX」を進めるにあたりどのような手順で進めればよいか分かりますか?
「我が社でもDXに取り組むか! しかしどう進めればいいんだ?」
という方はこの記事をご覧いただければざっくりとDXの進め方がわかります。
最近よく聞くけど結局どういうことなのかよく分からないという方は、この記事を見るとDXとは何かがわかるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
DXとは何かを知りたい方はまずはこちらをご覧ください。
具体的な導入ステップ
DXと言ってもいきなり進めることはできません。
DXを進めるためにはステップがあります。
まずはDXを進めるための全体的な流れを理解しましょう。
DXを進めるためには以下の3つのフェーズがあると言われれます。
第1フェーズ:デジタイゼーション
第2フェーズ:デジタライゼーション
第3フェーズ:デジタルトランスフォーメーション
順番に解説していきます。
デジタイゼーションとは何か?
「デジタイゼーション」とは今までアナログで行ってきた業務をデジタル化することを言います。
具体的には、紙の帳票をペーパーレス化することやこれに伴う押印レス化などを指します。
このデジタイゼーションで見込まれる効果は、社員個人個人の作業がアナログで行うよりも時間が削減することやこれに伴い業務スピードが向上することが見込まれます。
また、人が行ってきた作業をデジタル化することで人的なミス(ヒューマンエラー)の発生が削減できる効果が見込まれます。
デジタライゼーションとは何か?
「デジタライゼーション」とは、ペーパーレスや押印レスなどデジタイゼーションが進んでいることを前提に作業などをデジタルツールを使い自動化・効率化し生産性を向上させることを指します。
具体的には、RPA(Robotic Process Automation)と呼ばれる技術を利用し、これまで手作業で入力していたエクセルなどの入力業務をロボットに代行させたり、タブレットやスマートフォンなどを活用しチャットツールによりどこでもいつでも業務が行えるようにすることをいいます。
これにより、これまでのルーティン(繰り返し)作業から解放されり、チャットツールの導入によりリモートワークなどが行えることで災害や感染症などによる出勤停止の状況でも仕事が行えるなどBCP対策としても有効となります。
特にチャットツールの活用はこれまでの業務のあり方を変える有効な手段です。
チャットツールの中でも、僕がお勧めするのはLINE WORKSです。
LINE WORKSはビジネス版のLINEと言われており、LINEでお馴染みのトーク機能や通話やテレビ電話はもちろん、カレンダー・掲示板・ノートといった機能をを無料で利用することが可能です。
またアンケート機能を利用して日報の作成やイベントの参加調整、申し込みフォームの作成などあらゆるシーンで利用できるのがLINE WORKSです。
特に僕はカレンダー機能をフルに活用してます。
今までは社員が出先で僕のスケジュール調整するのに、いちいち職場に帰ってから確認していたのが、LINE WORKSだとスマホから僕のスケジュールを確認できるので、その場で日程を決めれるようになりました。
またGoogleカレンダーからも同期できるので今までのカレンダーを使いながらLINE WORKSも使うなんてことも可能です。
また有料版ではフォルダ機能やメール機能なども利用することができ、さらに業務効率化を図ることが可能です。
LINE WORKSは以下のリンクから無料で利用することができますので、まずはお試しください。
デジタルトランスフォーメーションとは何か?
「デジタルトランスフォーメーション(DX)」とは第1フェーズのデジタイゼーション、第2フェーズのデジタライゼーションができている状態で、ヒトや組織、企業風土などへの変革に取り組むことを指します。
これまでのフェーズでデジタル化は進んでいることから、デジタル化に則したルールの変更、企業のあり方の検討、そして人員配置などを行い競争上の優位性を確⽴することが目的となります。
従って、これまでのフェーズとは異なり何かを導入するということではなく、これまでの会社の考え方などを変える必要があります。
特に長年会社に勤めている役員や管理職はこれまでの自分達のやり方を変えることになりますので、相当な痛みと覚悟が必要となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
DXのを進めるための3つの手順をお分かり頂けたでしょうか。
ポイントをまとめると…
・DXを進めるためには3つの手順がある。
・第1フェーズの「デジタライゼーション」は今までアナログで行ってきた業務をデジタル化すること。
・第2フェーズの「デジタライゼーション」はデジタルツールを使い自動化・効率化し生産性を向上させること。
・第3フェーズの「デジタルトランスフォーメーション」はヒトや組織、企業風土などへの変革に取り組むこと。
ということになります。
なんとなくDXを進めたいと思っていた方は是非この記事を参考に社内のDXを進めてみてはいかがでしょうか。
もっと具体的にどこから手をつければよいか知りたい、誰に相談すればいいの?
とお困りの方は中企業基盤整備機構のサイト「ITプラットフォーム」を覗いてみてはいかがでしょうか。IT導入に役立つ6つのツールが用意されております。
と言うことで今回は「DXのを進めるための3つの手順」についてお話しさせてただきました。
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それではまた。
DXをもっと知りたい。より現場のリアルなノウハウを知りたいという方は以下の本を参考に意してみてはいかがでしょうか。
現場で起こりうるDXのあるあるや進め方が書かれています。
僕もDXを進めるにあたり参考人させていただきました。
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